[簡単レシピ]作り置きにもおすすめ!鶏むね肉の南蛮漬け

鶏むね肉の南蛮漬け

保存食におすすめ!

材料(2~3人分)

・鶏むね肉(皮なし)…1枚
・酒…小さじ2
・片栗粉…大さじ2
・油…大さじ1
・玉ねぎ…1/2個
・にんじん…1/3個
・ピーマン…1個
・★酢…100g
・★しょうゆ…大さじ2
・★砂糖…大さじ2
お好みに合わせて鷹の爪を加えてください。
*保存食として大活躍。衣は小麦粉でもOK。揚げずに焼くので手軽。

作り方

(1)玉ねぎは薄切り、にんじん、ピーマンは千切りにする。
(2)鶏むね肉は2㎝大のそぎ切りにし、酒を振り約5分おく。
(3)耐熱ボールに★の調味料を入れ、よく混ぜる。
1の野菜を入れ、電子レンジ(600W×1分)で加熱し、バットに移し冷ます。
(4)2の鶏むね肉の水分をふき取り、片栗粉をまんべんなくつける。
(5)フライパンを熱し、油を入れ、4の鶏むね肉を広げて並べ、蓋をして弱めの中火で約2分焼く。裏返し、再び蓋をして約2分焼く。蓋をとり、強めの中火にし、両面に焼き色がつき肉に火が通るまで焼く。
(6)3のバットに5の鶏むね肉を入れ、冷蔵庫に約15分置き、味をなじませる。

免疫力をアシストのポイントはココ!

◆免疫力向上のポイント
・鶏むね肉・・・たんぱく源、ヘルシー鶏むね肉には、アンセリンやカルノシンといった成分が豊富に含まれています。
活性酸素を抑える働きがあり、高い抗酸化作用があります。様々な動物の骨格筋に含まれており、運動能力維持に必要な成分です。
鶏むね肉はヘルシーで、高たんぱく。揚げる、炒める、焼く、蒸すなど活用の幅がたくさんあります。

・にんじん・・・ビタミンA(β-カロテン) にんじんはビタミンA(β-カロテン)が多く含まれています。
ビタミンAは、皮膚や粘膜の新陳代謝を高め、抵抗力をつけてくれます。ビタミンAは脂溶性のビタミンですので、油と一緒に摂取すると効率よく体内に吸収されます。
・玉ねぎ・・・辛味成分が含まれる玉ねぎには、にんにくと同様にアリシンが豊富に含まれています。
アリシンは、辛味成分でもあります。また、ケルセリンという強い抗酸化作用をもつ色素成分も多く含まれています。玉ねぎは、免疫力アップにかかせない常備野菜です。
生で食べたり、加熱したり、いろいろな料理と相性も抜群です。

・ピーマン・・・ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、食物繊維ピーマンは、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、食物繊維が多く含まれています。
ビタミン Aは赤、青、黄色の順に多く、ビタミンCは、赤、黄、青色の順で多く含まれています。ビタミンC は、抗酸化作用を助ける作用があり、風邪の予防や疲労回復に効果があります。また、青ピーマンは、赤、黄色の約1.5倍の食物繊維を含んでいます。

・酢・・・酢酸、クエン酸酢は酢酸やクエン酸など有機酸が豊富に含まれています。
有機酸は、疲労のもとになる乳酸を分解し、疲れにくい体にしてくれます。また、酢は高い殺菌力、食欲増進作用などの効果もあります。
さっぱりした酸味だけでなく旨味やコクもあり、他の調味料や素材の味を引きたててくれます。

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[記事監修]

細田明美
東京医療保健大学 医療保健学部 医療栄養学科 講師
<学位>
博士(学術)/ 管理栄養士 /
健康運動指導士
健康咀嚼指導士
<研究テーマ>
口腔機能と食習慣に関する研究
子どもの入院に付き添う親への食事支援について
マクロファージからの炎症性メディエーター産生に対する
機能性食品の影響など

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