
あなたの暮らし方から癖が発覚!?夏の習慣を見直して秋からも元気をキープしましょう!
猛暑にさらされていると、気になってくるのが「夏バテ」。
ある程度、暑さで疲れてしまうことはありうることですが、それが夏バテに発展してしまうと本当にしんどいものですよね。
今回は、そんな夏バテを防ぐために「やってしまいがちだけれど、夏バテのもとになる」習慣を集めてみました。
もちろん、改善のヒントもお知らせするので、参考になさってくださいね。
[1]冷たいものをがぶがぶ飲む
やってしまいがちなことですが、続けていると「なんとなくお腹が痛い」「食欲が出ない」となりがち。
胃液が大量の冷たいドリンクで薄められて、消化能力が落ちるのが1番の理由です。
せっかく食べたものを消化する力を失ってしまうので、ますますお腹の不調を感じるようになるでしょう。
こうなると、栄養を受け入れるはずの食事でさえ、食べたくなくなってしまうのが人間。
「食欲ないけど、水分だけはとらなくちゃ」とまた冷たいドリンクだけに頼り、体調を悪化させてしまう可能性が高まります。
●こうするのがおすすめ!!
・冷たいものは外出先から戻った直後など、ここぞというとき1杯のみにする。
・冷たいものを飲むとき以外は常温のもの、または温かいものを飲むようにする。
温かいものを飲むと汗がどんどん出るようなときは常温のものを飲む。
寒いほどのクーラーの中にいるときは温かいものと常温のものを使い分けるのがよりベターです。
[2]炭水化物だけとる
「食欲ないし、そうめんだけ食べておこう」
「忙しいし、暑くて食べるのしんどいから、パンだけ食べておこう」
暑いと調理にかける時間も負担だし、火を使うのも嫌。忙しい方ならば、なおさらそう感じるし、暑くて疲れていると余計に料理なんて・・・と思いますよね。
でも、調理時間が短いものや買ったら即食べられるものに多いのは「炭水化物」。早い話、糖質です。
糖質だけとっていても、体をつくるたんぱく質や、疲労やダメージから体を回復させるビタミン類はとれません。
●こうするのがおすすめ!!
・野菜または海藻×肉または魚を必ず足す
・どうしてもつらいときは市販品に頼る
例えばそうめんに、鮭フレークとわかめを足す。トーストなら、ハムとベビーリーフでつくったサラダを添える。
これだけでも、バランスよく栄養をとり入れやすくなります。
どうしても料理をするのがつらいときならば、市販品に頼るのも手。特にレンジで加熱調理できる具だくさんのスープは強い味方です。
[3]涼しくなるまで眠らない
「暑いからもうちょっと涼しくなるまで動画見てようかな」
「いつも寝る時間を過ぎたけど、1杯飲んでるうちにはもうちょっと涼しくなるでしょ」
これもついやってしまいがちですが、あまりおすすめはできません。
体内時計は正直ですから、できるだけ毎日、同じ時間に寝るのがベター。
「今日は23時、明日は21時、明後日は24時」などとしていると、体調を崩して夏バテを助長させることになりかねません。
特に、朝起きたら頭がボーっとしている、という方は要注意です。
●こうするのがおすすめ!!
・冷え冷えグッズを活用する
・部屋を適度に冷やしておく
定番は氷枕でしょう。1人につき2つほど用意しておくと、毎日使っても1度溶けたものが固まっていないということを防げて安心。
使う時には、必ずタオルで巻くなどして、肌に直接氷枕が当たらないようにしましょう。
それ以外にも、冷感の得られるシーツや枕カバーを使うなど、適度に体を冷やせるものを使うのがおすすめです。
また、お休み前のお風呂にいくタイミングで、寝室のクーラーを動かしておくのがおすすめ。部屋自体が適度に冷えていれば、寝つきもよくなるはずです。
[4]まったく運動をしない
炎天下での運動は、もちろんお勧めしません。ですが、まったく運動をしないのも考えもの。
筋力がどんどん落ちていく、結果として代謝が落ちたり、体力が落ちたりして、かえって夏バテしやすい体をつくってしまうのです。
特にクーラーのある場所で、いつも通り動いているのに、いつもより疲れるという場合は要注意。
もう夏バテが始まっているということも考えられますが、体力がダウンしていることも考えられるからです。
●こうするのがおすすめ!!
・帰宅後、クーラーの中で運動をする
・夜間や早朝にウォーキング程度の運動をする
運動をしても快適と思える環境下で動けばOKということ。特にこの時期おすすめなのは、帰宅後のクーラーの効いたお部屋で運動することです。
とはいえ、暑さで疲れている体をビシバシこき使うのは考え物。最初はストレッチやヨガといった比較的ゆったりした動きから、始めましょう。
ゆったりした運動をしても筋肉を使っている感覚や、運動をした心地いい疲労感を感じないくらいになったら、時間や強度を増やします。
[5]お風呂に浸からない
働きモードになっている自律神経は、なかなかお休みモードになりません。
暑いときはなおさら、体を暑さから守ろうと頑張っているので、働きモードのままです。
これをお休みモードに切り替えてくれる行動が、お風呂に浸かること。シャワーを浴びるだけよりも、体がお休みモードに入りやすいのです。
また、お風呂に入ると適度に汗をかけるのもよいところ。特にクーラーの中にいて、汗があまりかけなくなっている方は、ゆっくりお風呂に浸かって、しっかり汗をかきましょう。
熱がこもった感じが、それだけでも楽になることもあります。
●こうするのがおすすめ!!
・ぬるめのお湯(38~39度程度)に3分ほど浸かってみる
・お風呂上りには水分補給を忘れずに
「お風呂に入っていると、のぼせる感じがしてしんどい」こういう方も見えると思います。
可能であれば少しだけ窓を開けるのがおすすめ。
なかなか環境が許さない方は、お風呂の中にもお水を持ち込んで、水分補給しながら浸かると良いでしょう。
[6]カーテンを閉めない
「部屋の中にも太陽光線は入り込む」肌に関する話としてはよく聞く話題でしょう。
そのために、室内でも日焼け止めを欠かさないという方はかなり多いはずです。
でも、太陽光線が入っているということは「温度も上がる」ということ。
自宅であればカーテン、職場であればブラインドを下ろしておくのも、むやみに温度を上げない工夫。ひいては夏バテ対策のひとつになるのです。
「換気もしたいからカーテンができない」という場合は、換気のために開けた窓の分だけ、カーテンを開けておきましょう。
●こうするのがおすすめ!!
・部屋の中にいてもまぶしいと感じたら、カーテン・ブラインドを使う
・遮光性、遮熱性のあるものを使えればなおよし
多少は太陽の光も浴びた方が、健康的。気持ち的にも太陽を全く見ないと、ちょっとうつうつとしてきがちなので、
朝方は太陽の光を入れても良いでしょう。
ただ、暑さのピークになる午後は、カーテンやブラインドをするのがおすすめ。特に遮光性や遮熱性のあるものならば、よけいに涼しさを感じられるはずです。
おわりに
夏は解放感のある季節。多少なりともお休みをもらえて、自分の時間を持てる可能性の高い方も多いはずです。
そんな時間を満喫するためにも、夏バテとは無縁でいたいもの。
少しずつ、小さなところから工夫を重ねて、夏バテなしの夏を目指してくださいね。
祥月庵 fuu(しょうげつあん ふうう)
リラクゼーション祥月庵店長
[資格] 養護教諭2種免許状・からだゆるめセラピスト・公益社団法人 日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー
・日本総合カウンセリング付属 日本心理カウンセラー養成学院 心理カウンセラー養成講座修了・TCカラーセラピスト
もともと虚弱体質、また人間関係にも悩むことが多かった私。
健康にかかわる仕事を志し、経験する中で「もっと自分らしく健康を育てる仕事をしたい!」と思っていたとき、ちょうど母親からサロンを立ち上げたいという話があり、転身を決意。
サロンではカラーセラピーや、美しい立ち姿を作るセミナー、心を育てるセミナーをメインに活動しています。
[リラクゼーション祥月庵]
長野県飯田市中村の「したい時にしたいことができる体と心」を作るサロン。
公式サイト
公式ブログ