大人になってからの歯列矯正にもメリットはたくさん!大人こそ真剣に考えたい歯列矯正について高谷先生に伺いました!

子どものときは気にならなかったのに、最近歯並びが気になる・・・そんな方はいませんか?
実は、大人になってからの歯列矯正にもメリットはたくさん!
今回は、大人こそ真剣に考えたい歯列矯正について高谷秀雄歯科クリニック院長、高谷秀雄先生に伺いました。

歯列矯正について:子どもがするのと大人になってからでは違いがある??

歯列矯正は出っ歯や受け口、前歯の凸凹をなどの審美障害・機能障害症状を改善できる方法です。
歯並びや噛み合わせを整ったものにする事で、見た目をきれいにするためだけではなく、虫歯や歯周病の予防、しっかりと噛めることで、全身の健康面にも有益を与えます。
子どもの矯正治療は体の成長に伴い顎の骨も成長するため、歯だけではなく顎の成長を適切に促しながら治療を進めていくという特徴があります。
子どもの時におこなう歯列矯正は、成長に合わせてゆっくりと治療を進められるため、無理なく歯並びを整える事ができます。
最近では、拡大床という、顎の成長を促す取り外しが可能な装置を使用することが多いです。
歯列矯正は子どものときにするイメージがあるかもしれませんが、大人になってからでも決して遅くはありません。
治療中の矯正器具の見た目や違和感、歯が動く時の痛みにより、これまでの生活と異なり戸惑うこともあるかもしれません。
しかし、矯正治療中の2~3年を乗り越える事で、この先の長い人生において良い事が沢山待っています!

大人になってからの歯列矯正のメリット・デメリットについて

大人の歯列矯正のメリット・デメリット及び装置の種類・治療期間・コストに関して紹介いたしますので、歯並びが気になる方は、ぜひ検討してみて下さい。

メリット(1)見た目のコンプレックスが解消される
見た目の問題が改善されることは、歯列矯正の最大のメリットといえるでしょう。
歯並びが悪いせいで口が閉めづらかったり、滑舌が悪いと、コンプレックスとなり
人と接することが億劫だった方も積極的に人と関われるようになれます。

メリット(2)虫歯や歯周病の予防、正常な噛み合わせによる全身の健康維持増進
歯並びが悪いと歯ブラシが届かないため、汚れがたまった状態ですと虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
またすべての臓器の入り口である口内が汚れていると他疾患にかかりやすくなるため、長い目でみると全身の健康を守ることになるのです。

メリット(3)治療のスケジュールが立てやすい
大人の歯列矯正では子どもの時におこなうのとは異なり、顎の成長を考慮する必要が無いため、今始めたらいつ頃治療が完了するという予定が立てやすいのが特徴です。

デメリット(1)矯正治療中の見た目が気になる
矯正器具の種類によっては装置の見た目によっては気になる事があります。
ご自身のライフスタイルにあった治療方法を選ぶことが大切となります。

デメリット(2)治療に伴う痛みや違和感
歯の位置を動かすためには、少なからず痛みや違和感を感じる事が多いです。
また、食事や会話において矯正器具に舌が触れ、気になる方も多いです。
日常生活に支障きたすような痛み・違和感がある場合は、歯科医師の診察が必要となります。

デメリット(3)矯正中は虫歯や歯周病になりやすい
矯正器具周囲にはとても汚れがたまりやすいため、普段よりも治療中はより丁寧な口腔ケアが必要となります。
このように、矯正をしてしまえばその後の人生で長い間メリットを得ることができますが、デメリットとしては矯正中の不便があげられます。

矯正ってどのくらいかかるの? 気になるコストについて

大人になってからの歯列矯正の特徴としては、矯正装置の種類を選ぶ事ができます。
さまざまな矯正の種類と、コストの目安をご紹介いたします。
※費用に関しては、クリニックによって価格に差があります。

[1]ワイヤー矯正 ラビアル矯正(表側矯正)
最もスタンダードな方法
2~3年程度
費用:70万~110万

[2]ハーフリンガル矯正(上だけ裏側矯正、下は表側矯正)
どうしても笑った時に矯正器具が見えたくない、でも費用を少しでも抑えたい方
2~3年程度 
費用:80~100万

[3]リンガル矯正(裏側矯正)
完全に矯正器具が見えない状態での治療希望の方 
2~3年程度
費用:100~150万

[4] マウスピース矯正
器具を取り外し、自身の管理で進め目立たないようにとにかく進めたい方 
2~3年程度
費用:90~110万

[5]部分矯正(前歯だけや部分的歯列不正部位に対する矯正)
本人が気なる部分だけの治療 
6か月~1年程度
費用:30~60万

大人になってから歯並びが悪くなった気がする・・・放っておいて平気?

子どもの頃は気にならなかったのに、大人になってから歯並びが気になるようになった・悪くなったという方がいらっしゃいます。
虫歯や歯周病で歯を失った状態や虫歯で大きく歯が欠けた状態を放置していると、隙間を埋めるように歯は斜めに傾斜したり、抜けてきてしまったりする挺出現象を生じます。
また親知らずが横を向いて残っている方ですと、徐々に前歯がズレてくることがあります。
大人になってからでも歯並びは変化します。
結論から言いますと、歯並びが悪くなってきていると感じる場合、早急に歯科医院の受診をお勧めします。そのままにしていると、次から次に問題が広がっていきます。

コロナ禍で、今までの生活とは異なり、人前で口元を見せる機会が著しく失われました。
しかし、数年後にはマスクを着用しなくても良い時代が戻ってきた時に、今歯列矯正をして
キレイにしておこうという方が非常に増えているのも特徴です。
今まで、気にされなかった方も、この時期に治療を検討してみてはいかがでしょうか?

[執筆者]

高谷秀雄(たかたに・ひでお)先生
歯科医師(歯科口腔外科)
医療法人雄愛会 高谷秀雄歯科クリニック 院長・理事長

[プロフィール]
「断らない医療」をモットーに、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、ひとりひとりに合った歯科治療の提供を心がけた病院を目指している。
専門は親知らずの抜歯・口腔癌等、歯科口腔外科全般。
審美歯科治療・インプラント治療も得意とする。

高谷秀雄歯科クリニック ホームページ
https://www.takatani-dental.jp

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