[2]大人のための英語学習のスマートな始め方。自分だけの英語ノートを作ろう!書き方の条件は2つ!
大人のための英語学習のスマートな始め方[2]時間が取れない・学生のときに習った内容は忘れてしまった…なかなか進歩しない、大人の英語学習。
株式会社ブルーフレイムの代表で、コペル英会話教室の運営をおこなう、イムラン スィディキさまに大人のスマートな英語学習について伺うシリーズ、今回は2回目です。
ポイント(2)「My English Notebook」を作る
今回は、自分だけの英語ノート「My English Notebook」のつくり方についてお話ししたいと思います。
早速文房具屋さんに行って、ちょっと良い感じのノートと、良い感じのペンを買ってきてください。
そして、あなたの好きな先生の動画で出てきた英語表現をどんどんそのノートに書き込んでください。
ただし、ノートに書き込む英語表現には2つの条件があります。
[1] 書き込むのは英語表現とその意味や使い方だけ
余計なうんちくなどは書かないことがめちゃくちゃ大事です。
どうしてだかわかりますか?
余計な情報が入っていると、そっちに気を取られて、習った表現自体が覚えられないことがあるからです。
こういう経験はありませんか?
覚えないといけない事ではなくて、その周辺情報ばかり覚えていること。
英語学習でいうなら、よく使う英語表現と一緒に、似ているけれど、絶対に使わない英語表現も習ったら、使わない方だけ記憶に残っている…そんな経験ありませんか。
それを避けるために、周辺情報は書かずに、自分が使う英語表現だけを書いてください。
[2]自分が「使いたい!」「使ってみたい!」と思う英語表現だけを書き留める
これもめちゃくちゃ大事です。
英語レッスンを受けると、中高の学校の勉強の癖で、習ったことは全部ノートに納めなきゃって思っちゃうんですね。
そうすると、自分が永遠に使うことがないであろう英語まで書き留めて、しかもそれを覚えようとしちゃうんです。
例えば、「Tom is taller than John.(トムはジョンよりも背が高い)」とか。
確かに、英語で比較ができることは大事かもしれません。
ですが、この表現は永遠に使わないし、あなたが「私、〇〇さんより背が高いんです。」なんて言うことはおそらくないですよね。
だったら、覚えなくて良いので、そもそもノートに書き込む必要もありません。
自分が使ってみたい英語に絞ってください。
以上、あなたの英語力をぐっと高めるためのノート、「My English Notebook」をつくるときの2つのルールについてお話ししました。
是非、このルールに則り、あなただけのスペシャルなノートをつくってみてください。
次回はポイント(2)についてご紹介します。
イムラン スィディキ Imran Siddiqui
株式会社ブルーフレイム代表
1976年生まれ。
上智大学大学院時代、複数の英会話スクールで人気講師となる。
大学院卒業後、会社勤めしながらも英語教育への熱意が冷めず2003年「コペル英会話」を設立。
2017年、株式会社ブルーフレイムを設立。全国で英会話セミナーを開催、オリジナル英語教材も数多く手がける。
2019年より英会話講師・英語コーチの育成を開始。大人の語学留学や親子留学のプロデュースも手がける。
2020年3月よりオンラインの英語学習プログラムを大人および子ども向けに展開。
2021年には大田区の学生向けの個別学習塾を引き継ぎ、塾業界に参入。
おもな著書に 『人生が劇的に変わる 新・英語日記: 1 日1つ、日本語で日記を書くだけで英語がスラスラ話せる』、『これを読むまで英語はあきらめないでください!』(大和書房)などがある。
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