バレリーナの優雅なお辞儀の秘密教えます。腰と脚裏をストレッチして柔軟性を高めましょう
バレリーナの動きってとても優雅で素敵ですよね。
実は、その優雅さを支えているものの一つが、膝や腰の柔軟性なのです。
あなたの動きもより優雅に、美しくなるかも!
今回は、小さな頃からさまざまな舞台に立ち、現在は根岸真由美バレエスクールを主宰する根岸美緒さまにお話を伺いました。
バレリーナの優雅なお辞儀の秘密
今回は腰と脚の裏側のストレッチです。
バレエではお膝をしっかり伸ばしきった状態を保つため、前屈をしてもお膝が緩まないようにストレッチをします。
お膝が伸びにくい人は腰も丸まりやすくなってしまいます。
日常生活でも、腰が丸まりやすいと姿勢が悪くなるだけでなく、腰痛の原因にもなるので、それを改善するために、腿やお膝の裏側と腰をストレッチしていきましょう。
優雅な身のこなしを身に付けよう!腰と腿裏のストレッチ
ちょっとコツが必要なので、柔軟性やバランスに自信の無い方は、壁の近くなど、両手を付けることができる位置に立って始めてくださいね。
また、腰痛のある方は無理せずできる範囲でおこなってください。
(1)まずは足を肩幅に開いて立ち、腕を耳の横から真っ直ぐ上に伸ばします。
(2)そのまま上半身を床と平行になるように前に倒していきます。
腰が丸くならないように気をつけましょう。
テーブルのように、真っ平にします。
難しい方は、壁に両手をついてやってみると良いでしょう。
(3)壁を使わずにできる方は、そのまま右に90度、真横まで上体を回していきます。
(4)元に戻して一度起きたら、もう一度上半身を床と平行にし、左にも同じように回していきます。
全身が写る鏡がある方は、腰が丸まっていないか、背中が平らになっているかを確認しながらやるといいですよ。
こちらは背中が丸まってしまっている悪い例です。
この写真のようにならないように気を付けてくださいね
柔軟性を高めておくと、キレイな身のこなしや腰痛予防に役立ちます。
是非、チャレンジしてくださいね。
[執筆者]
根岸美緒
1989年、母、根岸真由美のもとで3歳よりバレエを始める。
1998年、牧阿佐美バレエ団「くるみ割り人形」にてクララ役に選ばれ出演。
新国立劇場バレエ団公演、日本バレエフェスティバル等に子役として多数出演。
全国バレエコンクールにて上位入賞多数、数々の舞台にたち、ソリスト・主役を務める。
2001年~2003年、バレエ雑誌「クララ」のモデルを務める。
2005年、中国瀋陽舞踊学校にてバレエ研修。
2012年、橘バレエ学校卒業・余バレエアカデミー・クラシックバレエ教授法クラス卒業。
2014年、優秀指導者賞を受賞。
2023年、永眠した母の遺志を継ぎバレエスクール主宰者となる。
指導した生徒たちが、コンクールにて上位入賞を果たしている。
バレエの先生でありながら、二児の母としても奮闘中。
学校や病院からのオファーを受け、バレエを披露したり、講演を行うこともある。
根岸真由美バレエスクール インスタグラム
@negishi.mayumi_balletschool