
自分に似合う色って知ってる?パーソナルカラー診断でもっと自由におしゃれを楽しもう!
最近、ファッションやメイクの世界でよく耳にする「イエベ・ブルベ」に季節を加えたパーソナルカラーをご存じの方も多いと思います。
今回は、パーソナルカラーの活用方法や、自由におしゃれを楽しむためのコツについて株式会社J代表取締役の石井淳子さまにお話を伺いました。
ルールに沿って服やメイクの色を選んだ方が良い?
パーソナルカラー診断は、あなたの肌の色に合った色を提案するものですが、それを絶対のルールと考える必要はありません。
イエベ(イエローベース)やブルベ(ブルーベース)によって似合う色があるのは確かですが、それはあくまで「より肌をきれいに見せる色」や「顔色を明るくする色」の目安です。
例えば、イエベの人がブルベの色を着ると顔色が悪く見えることがあるかもしれません。
しかし、メイクや小物の色を工夫することで違和感なく取り入れることも可能です。
つまり、ルールは参考にしつつも、自分の好きな色を取り入れることが大切です。
それぞれのメイクのコツやポイント
パーソナルカラーを意識すると、メイクの仕上がりが格段に良くなります。
ここでは、それぞれのタイプに合ったメイクのコツを紹介します。
1.イエベ春
明るく黄みのある色が得意なタイプ。
血色感のあるメイクが映えます。
おすすめのベースメイク:ツヤ肌仕上げのファンデーション、コーラル系のチーク
アイメイク:ゴールド、オレンジ系のアイシャドウ
リップ:コーラルピンク、オレンジレッド
2.ブルベ夏
青みがかった柔らかい色が似合うタイプ。
透明感のあるメイクが得意です。
おすすめのベースメイク:ピンク系の下地で透明感をアップ
アイメイク:ラベンダーやローズ系のアイシャドウ
リップ:ローズピンク、青みピンク
3.イエベ秋
深みのあるアースカラーが得意。
落ち着いた大人っぽいメイクが映えます。
おすすめのベースメイク:セミマット仕上げのファンデーション
アイメイク:ブラウンやテラコッタ系のアイシャドウ
リップ:オレンジブラウン、テラコッタ
4.ブルベ冬
コントラストがはっきりした鮮やかな色が似合うタイプ。
クールで洗練された印象に。
おすすめのベースメイク:ブルー系の下地でトーンアップ
アイメイク:ボルドーやネイビー系のアイシャドウ
リップ:深いレッド、青みのあるベリー系
とらわれ過ぎも良くない?好きな色を身に付けるべき?
パーソナルカラーを知ることは大切ですが、「好きな色を着てはいけない」と思う必要はありません。
好きな色を身に着けることで気分が上がったり、自信を持てたりすることも大切です。
例えば、「ブルベだけどオレンジが好き!」という場合、メイクのベースをオレンジの中でも少し青みが入ったサーモンピンクを選ぶなどの工夫をすると、違和感なく取り入れることができます。
また、顔まわりではなく、ネイルやバッグなど小物で取り入れるのもおすすめです。
私のおすすめは、自分に似合う色のストールを持つことです。
顔まわりは一番印象に残りやすいのですが、ストール1本でどんな色の服を着ていても一気に印象を変えることが出来ます。
結論として、パーソナルカラーは「似合う色のガイドライン」として活用しつつ、好きな色も大切にしていくのがベストです。
おすすめの髪色も肌によって変わるって本当?
髪色も肌のトーンによって、より映えるカラーがあります。
イエベ春:ハニーゴールド、アプリコットブラウン
ブルベ夏:ミルクティーベージュ、アッシュブラウン
イエベ秋:キャメルブラウン、チョコレートブラウン
ブルベ冬:ブラック、ダークアッシュ
ただし、髪色も好みが大事。
トレンドを取り入れたり、自分がなりたい雰囲気に合わせて選ぶのが一番です。
まとめ
パーソナルカラーは、あくまで「より似合う色を知るためのツール」です。
上手に活用しながら、好きな色も楽しんで、ファッションやメイクを自由に楽しみましょう!
[著者]
石井淳子
1996年大学(工学部建築学科)卒業後、建築設計事務所へ就職するも、多忙な環境で肌トラブルに悩まされる。
女性がもっと自由に輝ける働き方を求め、1997年に美容業界で独立。
2014年に株式会社Jを設立し、サロンやスクールなど多角的に事業を展開し、美容とライフデザインを融合させて女性をサポート。
多様な生き方を尊重し、自信と幸福につながる提案で、自分らしく笑顔で豊かに生きられる世界の実現を目指している。
自身の経験を原動力に、女性の自由と輝きを応援する美容ライターとしても活動中。
27年以上にわたるキャリアで培った知見を活かし、読者に寄り添った正確で最新の知識、共感できる情報発信を心がけている。
株式会社J
https://j-bbiz.com/