ストレスがお肌によくないって聞きますが本当?!

ストレス社会といわれる現代・・・。
「なんとなくお肌の調子が悪いなぁ。」
と思った時にストレスを疑ったり、雑誌やWebの美容情報を読んでいると、
「美肌のためにもストレスは溜めないようにしましょう!」という一文。
まるで定型文にでもなっているかのようですね。

ストレスでお肌やカラダの状態が悪くなるイメージがありますが、形もない精神的なストレスが本当にお肌やカラダにまで影響を及ぼすのでしょうか?その疑問についてお話ししたいと思います。

私たちの体は、ストレスを受けると血管を収縮させる交感神経が優位に導かれます。
その結果、皮膚の末梢血流が悪くなり、顔が青ざめたり、指先が冷たくなるなどの体の変化が起こります。そして、皮膚組織への栄養と酸素の補給が少なくなり健康な状態を維持する力が損なわれ、乾燥や肌あれを起こしやすくなったり、くすみができやすくなるのです。
また、ストレスによって自律神経の働きが乱れると、お肌の免疫システムやホルモンバランスが崩れ、肌トラブルを起こしたり、治りにくくなることもあり、肌トラブルの負のスパイラルに陥ってしまう危険性もあります。

また、最近ではストレスによって皮膚のバリア機能が低下するなどストレスによる肌への影響についても研究報告されています。

では、ここでアンケートのデータをご紹介します。
「ストレスがどれくらいお肌のトラブルを起こしているのか」アンケート結果を分析したところ、“ストレスを感じていない方は全体的にお肌の悩みは少ない”という結果になりました。その差を見ると少し怖くなってしまいますね。ストレスとお肌の悩みまた、ご自身の老化実感について、ストレスを“感じている方”と“感じていない方”に分けてみると、ストレスを感じている方の約8割が老化を実感していますが、それに対してストレスを感じていない方は約7割が老化を感じていないと回答されました。ストレスと老化実感

実感としてアンケートに答えていただいているので、実際の肌状態まではこのデータからは分かりませんが、「老化を感じる毎日」よりは、「老化なんて気にならない毎日」というのは憧れますね。

私たちは常にさまざまなストレスにさらされていますが、それを大袈裟に捉える必要はなく、上手に付き合うことがとても大切です。
少しだけ睡眠時間を長くする、運動する、またいつもより多めに趣味を楽しむなど、ちょっとした気持ちの持ち方でストレスは解消されます。美肌だけでなく健康のためにも、ストレスを感じることはあたり前だというくらいの気持ちで、積極的にリフレッシュすることを心がけてみてくださいね。

◎アンケート結果データについて
※本アンケート結果はキレイ研究室がおこなった、美容商品愛用者に対する調査結果です。

※実施:2012年1月20日~2月20日、N=1860 (20代:190名、30代:559名、40代:673名、50代:353名、60代以降:85名)

※実施:2012年2月20日~3月20日、N=1665 (20代:157名、30代:510名、40代:625名、50代:295名、60代:78名)

※掲載データ及び画像転載不可
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