消化酵素で胃腸スッキリ!大根の皮の彩りきんぴら|大根のレシピ

寒くなると、おでんや煮物などで大根の出番が増えますよね。
その時、意外に気になるのが、剥いた後の皮。
そして面取りをした際に出るかけら。
捨てるのはもったいなけど、どうしよう……。
今回は、そんな皮を使ったレシピをご紹介します。

材料(4人分)

※写真は大根の皮1/2本分です
・大根の皮・面取りの際に出たかけらなど 適量
※写真は1/2本分です
・ピーマン 2~3個
・ごま油 大さじ1
・白ごま 適量

<調味料>

・白だし 大さじ2
※めんつゆや醤油でもOKですが、白だしを使うと大根の白さとピーマンの緑がキレイに仕上がります
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1

つくり方

1.大根の皮を細切りに、面取り後のかけらも同じ程度の大きさにカットします。
2. ピーマンはヘタと種を取り、同じく細切りにします。
3. ごま油を熱し、①と②を炒めます。
4. 火が通ったら、調味料を入れ、なじむまで炒めます。
5. 器に盛り付け、白ごまをふれば完成!
ポイントは、大根の皮に含まれる栄養!

大根に含まれる酵素(ジアスターゼ)はでんぷんを、プロテアーゼはたんぱく質を、リパーゼは脂質をそれぞれ分解し、消化を助ける効果があります。
さらに、大根の辛味成分であるアリル化合物(イソチオシアネート)には、胃液の分泌を促す作用があるため、副菜や箸休めにはとってもおすすめ。
実は、大根に含まれるビタミンCやイソチオシアネートは皮部分に多く含まれているので、なるべく皮もいただきましょう。
苦手な子どもが多いピーマンですが、苦みのもととなるクエルシトリンは、整腸や高血圧に効果があるとされています。
ピーマンを切るときに、横方向(輪切りの方向)に切ると繊維や細胞が壊れ、成分が浸出しやすくなるため香りや苦みも強くなります。
ピーマンが苦手な方は縦方向にカットすることで、苦みを抑えることができるのでお試しください。
また、大根だけではなく、ピーマンにもビタミンCがたっぷり!
皮もおいしく食べて、健康と美容にお役立てくださいね。

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