秋はお肌がくすみがち。原因を知ってしっかり対策!

「なんとなく使っていたファンデーションの色が合わなくなった」
「肌あれはしてないのに、なんだかパッとしない」
こんな時は、肌の『くすみ』が原因かもしれません。
秋の肌は、夏の間に受けた紫外線の影響もあり、くすみがちに。
でも『くすみ』って具体的にどういうものでしょうか?
「肌の透明感が失われたような感じ……?」
なんとなくイメージはもっていても、シミやシワのように、はっきりと説明するのは難しいですよね。
今回は、この時期の女性を悩ませる『くすみ』についてご説明します。

くすみって一体どういうもの? くすみを定義する


『くすみ』はお肌の状態を表す言葉で、女性の肌悩みのなかでも上位を占めます。
特に20代後半から40代あたりでピークを迎えるため、加齢による影響が大きいことがわかっています。
くすみとは何か、1995年に日本化粧品工業連合会によって以下のようの定義されています。
簡単にまとめますと、

●顔全体または眼の周りや頰などの部位に生じる
●肌の赤みが減少して黄みが増す
●肌のツヤや透明感が減少する
●皮膚表面の凹凸などによる影によって明度が低下して見える
●くすんでいる部位とそうでない部位の境界は不明瞭

となっています。
「私の肌悩みに当てはまる……」
と思われる方も多いのではないでしょうか。
また、くすみはホルモンバランスに左右されることもわかっています。
女性の体は、性周期によって大きく変化しますが、肌も同じ。(女性の月に一度のブルーデーを快適に!女性ホルモンとの上手な付き合い方)
月経後から排卵までの卵胞期は、女性らしさを高めるエストロゲンという女性ホルモンの分泌が豊富に。
そのためこの時期はうるおいもばっちりで、ハリも出てくすみもあまり気にならない、肌も心もハッピーな状態に。
そして排卵後から月経までの黄体期は、母として体を守るためのプロゲステロンという女性ホルモンの分泌量が豊富に。
すると、皮脂量が増え、ニキビや吹き出物ができたり、肌があれやすくなったりと、肌トラブルが増えることに。
血行が悪くなりがちなため、クマやくすみが目立ってしまう時期でもあります。
PMSなども起こるため、女性にとっては憂うつになりやすい黄体期。
デリケートな時期でもあるので、くすみが気になっても、このときは肌の状態に一喜一憂せず、リラックスして過ごすようにしたいですね。

くすみができる原因を知って、しっかりとした対策を


気になるくすみをなくすために、できることはなんでしょうか?
くすみが発生する原因としては主に6つの要因があげられており、これらが単独もしくは複数が関与して起こるとされています。

⑴ 血行不良による赤みの低下
⑵ びまん的な(広範囲に広がった)メラニンの沈着
⑶ 皮膚の弾力が低下することにより生ずる皮膚表面の凹凸による影
⑷ 各層の肥厚などによる透明性(光透過性)の低下
⑸ 皮膚表面の乱反射によるツヤの低下
⑹ 加齢に伴う皮膚の黄色化

これらの原因から、対策を考えてみたいと思います!

1. 血行を良くして血色感UP
今夜からすぐチャレンジできるのは、血行を良くすることです。
シャワーではなく入浴をして体を温める、適度な運動(ストレッチやジョギングなど)をおこなう、マッサージをする、体を温め血行を良くする食材を食べる……などで対応することができます。
秋が来て、気温が急に下がることもありますので、体のためにも肌のためにも、冷えには注意しましょう!

2. 基本的なスキンケアをしっかりと、が美肌への近道
秋になり、涼しくなったからと言って紫外線ケアを怠ってはいませんか?
夏はべたつくからといってゴシゴシ必要以上に洗顔をしたり、さっぱりがいいといって化粧水だけで済ませたりしてはいませんでしたか?
おざなりなケアは肌をくすませる原因に。
美肌にとって大切なのは、日々のスキンケア
ていねいなスキンケアを心がけ、うるおいとハリに満ちた、ツヤ肌を目指しましょう!
紫外線が原因のくすみが気になる方は、美白コスメを試してみるのもおすすめです。
ごわつきが気になるときは肥厚した角層のケアが自宅でもできる、マイルドピーリングも心強い味方です。
スクラブタイプ、フルーツ酸タイプなどいろいろありますが、刺激が少なく自分に合ったものを選びましょう。
お肌に負担をかけずに古い角層をやさしく取り除くことができる、ホエイなどを含んだピーリングローションを使うと、簡単に角層ケアをすることができます。
角層ケアをおこなったあとは、いつもより念入りな保湿をおこないましょう。

3. 抗糖化ケアも取り入れよう
肌が糖化を起こすことで、黄ぐすみが起こることがわかっています。
角層の糖化を引き起こす原因のひとつである、近赤外線への対応を怠らないことが大切です。
普段の食生活では、過剰な糖の摂取や急激な血糖値の上昇を抑えるのがポイント。
食事のときには野菜から食べる「べジファースト」を意識するとよいでしょう。
食欲の秋でもありますが、甘いお菓子の食べ過ぎにも注意!
また、抗糖化作用の高い食材を毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?(糖化対策にはコレ!おすすめの食べ物トップ10 ~糖化について その5~)
抗糖化作用を持つ成分が配合された化粧品や、サプリメントも販売されています。
糖化が気になる方は試してみてはいかがでしょうか?

あなたを悩ませる、この時季のくすみ。
肌の調子が悪いと、なんだか気持ちまで下がりがちになってしまいますよね。
体の内側からも、外側からも。
両方から早めにケアすることで、くすみのない、輝く肌を目指しましょう!

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

関連記事一覧