
人生に不安を感じたら。自分と対話して内なる声を聴く3つの習慣を始めてみませんか
特に困っていたり、現状に不満があったりするわけじゃないのに、自分の未来に漠然とした不安を抱えている方はいませんか?
どうやって不満と向き合い、解消していくか。
撫子Plus株式会社代表鮎永麻琴さまにお話を伺いました。
特に不満があるわけじゃないけど、自分の未来「このままでいいの?」と思ったら
「このままでいいの?」の先にある答えは、外にはありません。
『キャリアもある程度築いてきた』
『人間関係も安定している』
でも、ふと立ち止まったときに、どこか物足りなさを感じてしまう・・・。
「私って、ほんとうは何がしたいんだっけ?」
「このままの生き方で、いいのかな?」
そんな『静かな違和感』は、多くの女性が抱える共通のテーマです。
しかし、答えを探してSNSを見たり、人の意見に流されたりしても、納得感がないまま、モヤモヤは続いてしまいます。
なぜなら、本当の答えは『自分の中』にしかないから。
そして、その答えにたどり着く鍵が「自分との対話」です。
自分との対話とは「心の鏡」をのぞくこと
心理学では、自分の内面を客観的に見つめる力を「メタ認知」と呼びます。
哲学でも、「他人を知る前に、自分自身を知ることがすべての出発点」と説かれています。
自分との対話とは、外に答えを求めるのではなく、「今、自分は何を感じているのか?」という「自分の感情」に丁寧に耳を傾ける習慣のこと。
・本当は苦しいの?私は何に怒っているの?
・何を求めている? 何を避けたい?
・誰の期待を優先してる? 自分の声はどこにある?
問いを立て、感情にフタをせず、丁寧に言語化していくことで、少しずつ『人生の舵取り』を他人から自分に戻せるようになります。
忙しい日々の中で「内なる声」を聴く3つの習慣
忙しくても、自分の本心を知るためにできる、おすすめの3つの習慣についてお話ししたいと思います。
出来ることからで構いませんので、取り入れてみてください。
1)書く:朝5分の「モーニングページ」
毎朝、目が覚めたらノートを開いて「今、感じていること」を何でも書き出します。
脳のゴミ出し、心の整理としてとても効果的です。
例:「最近〇〇が気になっている」「実はあの言葉が傷ついた」など
感情が文字になることで、自分の輪郭が見えてきます。
2)聴く:感情にラベルを貼る
なんとなくイライラした日、疲れている日・・・
そんなときは「私は今、〇〇を感じてるんだ」と感情に名前をつけてみてください。
例:「私は今、不安を感じてる」「期待が裏切られて、悲しいんだ」
このプロセスは、心理学で「エモーショナル・ラベリング」と呼ばれ、自分を客観視する力を高めてくれます。
3)話す:信頼できる人に『ありのまま』を言葉にする
自分との対話を深めるうえで、「人に話す」ことも有効です。
ただし選ぶべき相手は、アドバイスより『共感』をくれる人。
言葉にすることで、自分でも気づいていなかった感情や本音が浮き上がってきます。
話すことは、もう一人の自分と向き合う作業でもあるのです。
自分の声を聴くことは、人生の軸をつくること
自分との対話を習慣化すると、他人の評価や状況に振り回されにくくなります。
なぜなら、自分の中に「基準」ができるから。
・何を選び、何を手放すか
・どんな仕事が心地よく、どんな人間関係が疲れるか
・自分にとっての「幸せ」とは何か
それらの答えが、少しずつクリアになっていくのです。
おわりに:「忙しい私」から「本当の私」へ戻るために
30代以降の人生は、『積み上げる』時期から『選び直す』時期へと移行していきます。
だからこそ、自分との対話が人生の質を決めていく。
毎日の中にほんの少しでもいい。
スマホではなく、自分自身に話しかける時間を持ってみてください。
「私は、どうしたい?」
この問いに耳をすませることこそが、
これからのあなたの人生を、自分の手で切り拓いていくための第一歩なのです。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
[執筆者]
鮎永麻琴
大学時代にはプロスノーボーダーとしてW杯に出場し、世界ランキング20位を記録。卒業後は国際線CAとして13年間勤務。
現在は、コミュニケーションスキルと統計学を融合させた「コミュニケーション帝王学®」を体系化し、自分らしく生きるためのコミュニケーションの在り方や、他者との関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。
また、2020年にはTEDxFukuokaで「自由への切符」というテーマで登壇。
2022年には書籍『Philosophy of Success 〜成功者の名言』において、成功者35人の一人として選出される。
撫子Plus株式会社
https://makotoayunaga.com/