あなたは何タイプ? 自分のボディタイプを知ってダイエットの成功率UP!
新たな年を迎え、ひと月余りが過ぎました。
皆さんの今年の目標はなんですか?
こちらのアンケートによると、女性にとっては永遠のテーマともいえる『ダイエット』が1位という結果に。
ダイエットはいつも女性の目標の上位となりがちですが、おそらく目標を達成できている方が少なく、もはや年中ダイエット状態になってしまっている方が多いのではと思われます。
成功するのがなかなか難しいうえ、それを維持するのもかなり困難なダイエット。
実は、ボディタイプによりおすすめの食事や運動が異なるといわれていることをご存知ですか?
「今年こそは、ダイエット!」
と決意に燃えている、あなた。
まずは自分のボディタイプを知りましょう!
3つのボディタイプ。あなたは何モーフ?
「私、どれだけ食べても太らないの~」
「水を飲むだけで太る気がする…」
「痩せてはいるけど、筋肉もつかなくて貧弱な感じ」
体の話をすると、色々なタイプの方がいることがわかります。
アメリカの心理学者で医師でもあるW.H. Sheldonは、1954年に発表した著書(Atlas of Men: A Guide for Somatotyping the Adult Image of All Ages)にて、人々を特定の器官の発達を指標に、3つのタイプ(ソマトタイプと呼ばれる)に分類しています。
3つのボディタイプとタイプ別、食や運動のコツ
American Council on Exerciseによる、タイプ別の食事やトレーニングのコツをご紹介します。
1.エクトモーフ:Ectomorph(外胚葉型)
痩せた体型で、脂肪も筋肉も少ない華奢なタイプ。
基礎代謝が高く太りにくい体質だが、筋肉もつきにくい。
ファッションモデルやマラソンの選手に多いとされる。
◎食事
基本的にダイエットは不要。減量の際は筋肉量を減らさないよう、ある程度の脂肪やカロリーを摂り、極端に体重を落とさないよう気を付ける。
高炭水化物・低脂肪・適度なたんぱく質を取るのが良い。
◎トレーニング
エクトモーフは持久力タイプの運動を好む人が多いが、骨粗鬆症やヤセ肥満を防ぐためにも、ある程度の筋肉は必要。
その際は、もともと筋肉が付きにくいタイプであるため、強めの負荷をかけて行うのがおすすめ。
2.エンドモーフ:Endomorph(内胚葉型)
体脂肪が多く、丸みを帯びた体つきだが、大きな胴部と比較すると手首や足首は細め。
内蔵が強く消化吸収効率が良いうえ、基礎代謝や活動代謝が低いとされ、エネルギーを蓄えやすい。
アメフトやラグビー選手に多いとされる。
◎食事
代謝が低くカロリーオーバーしがちなので、摂取量の調整が必要。炭水化物の摂り過ぎに注意。たんぱく質と高繊維食品を食べ、水分は大目に摂取する。
低炭水化物・高脂肪・高たんぱく質な食事がおすすめ。
◎トレーニング
食事だけでは減量が難しいとされるため運動をおこなうことは重要。週3日程度の有酸素運動と、筋肉をつけると代謝がアップするので、足や背中などの大きな筋肉のトレーニングを合わせるのがおすすめ。
3.メソモーフ:Mesomorph(中胚葉型)
肩幅が広く足腰がしっかりし、がっしりとした筋肉質で、手首や足首の骨は太め。
基礎代謝や活動代謝が高く、体重の増減を容易におこなえるタイプ。
アスリートに多いタイプで、特にボクシングや格闘技、陸上競技(短距離・投擲)などに多い。
◎食事
簡単に筋肉が付くので、体脂肪率の低い体を維持しやすいとされる。
炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスが良い食事がおすすめ。
◎トレーニング
筋肉量が多く燃焼効率が良いため、ダイエットの目標は達成しやすいが、体重が増減しやすいタイプでもあるので、週2回程度の有酸素運動をすると、コントロールしやすくなる。
あなたのソマトタイプは何でしたか?
また、3つのタイプについてお話ししましたが、上半身と下半身で異なるタイプを持っているなど、複数のタイプを有している人も多いとのことです。
食事やトレーニング方法は、ボディタイプによって結構異なることが分かります。
また、どのタイプであっても「筋肉」をつけることやその維持は大切なようです。
筋肉をつける=マッチョではない! 筋肉が重要なワケ
筋肉をつけよう、筋トレをしようというと、
「女性だし、ムキムキになりたくない」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、ボディビルダーのようになるには、特殊なトレーニングや栄養管理が必要で、一般の女性が多少筋トレをしたぐらいではムキムキマッチョになることはありません。
引き締まったボディを目指すなら、適度な筋トレは必須です。
また、最近では、筋肉から若返りホルモンと呼ばれるマイオカインや、美肌効果があるとされるマイオネクチンなどのホルモンが分泌されることが分かり、注目を集めています。
他にも、トレーニングをおこなうことで、血流が良くなることもキレイのためには大切。
筋肉が付くと姿勢も良くなり、代謝もアップするのでいいことづくめです。
ジムでバーベルをガンガン上げるようなトレーニングはちょっと敷居が高いですよね。
スクワットやプランクなど、自宅で手軽に取り組める筋トレを始めましょう。
歯みがきや料理中につま先立ちになってみる、などチャレンジできるところからでOKです。
キレイのためにも、健康のためにも、筋肉は大切。
自分のボディタイプを知って、自分に合った食事やトレーニングを取り入れましょう!
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●アンケート結果データについて
※本アンケート結果はキレイ研究室がおこなった、美容商品愛用者に対する調査結果です。
※実施:2021年1月5日~2021年1月11日、N=2754
(20代:243名、30代:581名、40代:747名、50代:787名、60代以上:396名)
※掲載データ及び画像転載不可
よろしくお願いいたします。
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