今日の私、心から笑ってる?簡単にできる心がけと日々の工夫で笑顔をキープ

いつも笑顔で過ごしたい。そう思っても、日々起きるさまざまな出来事の中、なかなかそうできないことも多いもの。

できる限り、家族にも職場の人にも笑顔で接したいのに・・・と苦しい思いを抱えている方もいることでしょう。
実は、笑顔の量はちょっとした習慣で増やせるもの。その習慣が、心身の調子も保ってくれるものならば、よりいいことずくめといえるはずです。

今回はそんな体にも心にもうれしい、笑顔で過ごすためにできることをご紹介します。

1. なにはなくとも体が大事!


体の調子が悪いと、無性にイライラして人に当たってしまうこともありがち。
まずは体の調子から整えましょう。

1)軽い運動を習慣にする
最初は部屋で、アキレス腱伸ばしや屈伸、前屈くらいから始めましょう。
それくらいでは疲れなくなってきたら、その場で足踏みなど、少し強度を上げます。
さらに疲れなくなったら、2分程度からウォーキングを。
少しずつ運動強度を上げることで、負担なく筋肉を鍛えることができます。

筋力を保ち、ハードな仕事にも耐えやすい体をつくるだけでなく、こまめなストレス解消にも役立ちます。

2)週に3~4回は「体にやさしいごはん」を
多忙で外食が続くのは、やむなしですが、体に負担のかかりにくい食事もたまには取り入れましょう。
ファスティング(断食)のようなしっかりしたものではなく、もっと簡単に考えてOKです。

使うのは食物繊維の多い葉野菜、緑黄色野菜、納豆や豆腐などの大豆製品。白身魚もOKです。
ただし、油は使わず、蒸す・焼く・ゆでるといった調理法を使いましょう。

口さみしい時は、水だけを固めた寒天がおすすめ。少量のレモンやはちみつをかければ満足度も上がります。

3)睡眠時間は死守
自分は何時間眠れば体が楽なのかを把握します。
「この時間を切るとしんどい!」というラインを考えてみてください。

その時間をもとに逆算して、睡眠時間をつくりましょう。

寝つきの悪い方は、お風呂に浸かる時間も確保。手足を動かして、軽い運動も兼ねながら入りましょう。カモミールやラベンダーの香りの入浴剤を使うのも手。

寝具が体に合っていなくて、眠れない場合もあるため、寝具店に相談してみるのも良いでしょう。
※カモミールやラベンダーは、妊娠中の方や持病のある方は、医師に相談してから使いましょう。
 

2.気持ちの元気も大事!


体が元気だと、気持ちも安定しやすいもの。
でも、気持ちが乱れて笑顔をなくしてしまうこともありますよね。

ここでは、気持ちの元気を保つ方法もチェックしましょう。

1)気持ちは乱れて当たり前と知る
怒りは「自分でこの事態、何とか突破する!」という「自分自身のゆずれない価値観」が揺さぶられた時に湧きます。

悲しみは何かを失ったとか、自力ではどうしようもない時に湧くものです。

これらは否応なく出てくるものなので、抑えようとする方が無理なのです。

身の回りの落ち着いている人、穏やかな人はそれを分かったうえで、気持ちの表し方を考えていることが多い人。まずはそれを自覚しましょう。

2)気持ちの出し方を知る
どうしても怒ってしまう。もしかしたら、それがパターン化しているかもしれません。

今までとは違う怒り方や悲しみ方の表現を学びましょう。周りの人の感情の伝え方が1番身近で真似しやすいお手本になるはずです。最初は真似から始めます。

良いお手本がいない場合は「もう、やってられない」くらいにぼそっと言うことから試すのも手。
また、チラシの裏面などに気持ちを書きなぐるのもおすすめです。

3)嫌な気持ちを持ち越さない
眠る直前に、あれが嫌でこれが嫌で最悪、等と振り返るのは、それこそ最悪。
なぜか、次の日の朝まで不機嫌を引きずりやすい行動です。

布団に入っても悶々としているようなら、書きなぐるなり、踊るなりして発散してから眠るようにしましょう。

踊るまでいかなくても、軽い運動をするだけでも発散に役立つことは多いはずです。

3. 好きなものを取り入れる


学生時代は、文房具やハンカチを好きなアイドルのもので揃えていた、なんて方もいることでしょう。

そこまではいかないにしても、好きなものを生活に取り入れることは、良い気分を保ちやすいもの。結果的に、笑顔で過ごせる時間も増えるでしょう。

ここでは「好きなものが思いつかない」という方におすすめのものをいくつか、ご紹介します。

(1)写真
好きな風景、家族、旅先での写真など、和む1枚を活用しましょう。

デスクに置ける方は、置くのがおすすめ。マットの間だと、劣化も早くなるので、フォトフレームにきちんと入れるのがおすすめです。

規則などでデスクに置けない場合は、ラミネートして手帳に入れたり、スマホの待ち受けにしたりするのもアリ。
なるべく、頻繁に目に入るようなところに置きましょう。

(2)花
色とりどり、形も素敵な花は、心を和ませてくれるものの代表格。
最近はお手頃価格で、花を届けてもらえるサブスクリプションもあります。

サイズも小さめ、お世話にあまり手間のかからないものを探せば、笑顔をもらえる存在として、活用できるでしょう。

花を活ける花瓶も、100円ショップなどで探せば、あまりコストもかさまないで、気楽に楽しめるはずです。

(3)色
いうまでもなく、好きな色はご機嫌をくれる存在、という方も多いでしょう。

その時、その日の気分で「良いな」と思える色を使うのが1番。気に入った形のアクセサリーやスカートなどは、何色か色違いで持っておくと良いでしょう。

あまり、好きな色がないという方は、まずはピンクか薄いグリーン、薄いオレンジから使ってみては?
気持ちを開放的にしながらも、癒してくれる色たちです。

おわりに

笑顔で過ごせない自分が嫌、もっと心地良く過ごしたい。
そう思いながらも、なかなか気持ちや表情を切り替えられないのはつらいものです。

日々のちょっとした心がけや習慣で、笑顔で過ごしやすい自分をつくる。
そんな毎日にシフトし、笑顔で過ごせる時間を増やしてくださったら幸いです。

祥月庵 fuu(しょうげつあん ふうう)
リラクゼーション祥月庵店長
[資格] 養護教諭2種免許状・からだゆるめセラピスト・公益社団法人 日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー
・日本総合カウンセリング付属 日本心理カウンセラー養成学院 心理カウンセラー養成講座修了・TCカラーセラピスト

もともと虚弱体質、また人間関係にも悩むことが多かった私。
健康にかかわる仕事を志し、経験する中で「もっと自分らしく健康を育てる仕事をしたい!」と思っていたとき、ちょうど母親からサロンを立ち上げたいという話があり、転身を決意。
サロンではカラーセラピーや、美しい立ち姿を作るセミナー、心を育てるセミナーをメインに活動しています。
[リラクゼーション祥月庵]
長野県飯田市中村の「したい時にしたいことができる体と心」を作るサロン。
公式サイト
公式ブログ

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