歯の黄ばみの原因は加齢?でもあきらめないで!歯のホワイトニングについて成功のコツを歯科医師に聞いてみました!

歯のホワイトニングを試してみたいけど、価格やデメリットが気になる・・・そんな悩みを持たれる方は多いと思います。
今回は、歯のホワイトニングについて、LEAGRANT CLINIC 中目黒院長の沼﨑まい先生にお話を伺いました。

歯の黄ばみは、皆さんとても気になりますね。自信をもって笑顔をつくったはずなのに、写真を見ると「あれ?歯が黄色い?」「前よりも黄ばんでない?」と気になったことはありませんか?
歯の色は、年齢とともに徐々に黄ばみが強くなっていきます。
そのため歯が黄色いと、顔全体の印象が悪くなったり、実際の年齢よりも老けて見られることがあります。
では歯が黄ばむ原因にはどんなものがあるのでしょうか。

要注意!歯が黄ばんでしまう原因


1)加齢変化⇒毎日、歯を咬みあわせることで、一番表面にあるエナメル質が削られて、その真下にある象牙質の色がより透けて見えるようになってしまいます。
2)飲食物⇒お茶やワイン、カレーのような色素のある飲食物によるステインの蓄積。
3)抗生物質⇒テトラサイクリン系抗生物質により変色した歯をさします。12歳までにこの抗生物質を大量にとると、副作用として歯の変色が起きます。
4)虫歯⇒虫歯を放置し、進行したまま神経が失活すると、歯の色が黒くなってきます。
5)喫煙⇒ヤニがついているため、黄ばみよりもより強い茶色っぽい色合いになってきます。

黄ばみの原因だけでも色んな種類がありますね!
それでは歯の黄ばみに気がついたらどんなことをしたら良いのでしょうか?

歯の黄ばみが気になったら、どうする?


まずするべきことは、セルフケアです!
●セルフケア
ご自身がご自宅にて行えるケアのことです。
毎日の歯ブラシはもちろんですが、コーヒーやお茶を飲んだ後、色の濃い食事をした後にお水を飲んだり口をゆすぐことで歯の表面に色素が付着するのを予防します。
また、ステインの除去に効果的な歯磨き粉・洗口液の利用も効果的です。
しかし、セルフケアだけでは手の届かない汚れやなかなか取れない頑固な着色・・・そんな時はプロフェッショナルケアをおすすめします!!
●プロフェッショナルケア
歯科医院にて歯科医師や衛生士から受けるものです!
まずはクリーニングとして、歯石を除去し、歯の表面についた着色を効果的に落とすことで自然な歯の白さが戻り、また虫歯や歯周病予防にも繋がります!
しかし、口の中はスッキリしてもそれでも落ちない歯の黄ばみ・・・そんな方にはホワイトニングをおすすめします!!!
●ホワイトニング
ホワイトニングには主に、自宅で行うマウスピースタイプの「ホームホワイトニング」と歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」、そして2つのホワイトニングを併用して行う「デュアルキュアホワイトニング」があります。
それではそれぞれの説明と、利点・欠点について詳しく説明していきます!
1)ホームホワイトニング
歯列全体を覆うマウスピースタイプのカスタムトレーにホワイトニングの薬剤を入れ、
一定の時間歯にかぶせて歯を白くする方法です。
[メリット]
・自宅で気軽に行える
・自然な白さになる
・オフィスホワイトニングに比べて歯の白さが後戻りしにくい
・好きな時間にホワイトニングできる
・光線過敏症の人でもホワイトニングが可能である
[デメリット]
・オフィスホワイトニングに比べて歯が白くなるのに時間がかかる
・インパクトのある白さになりにくい
・マウスピースから漏れるホワイトニング剤の味が気になる場合がある
・自分で行わないといけない
2)オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは歯科医院等の専門機関で、チェアーに横になり歯科医、もしくは歯科衛生士により行う方法です。
[メリット]
・高濃度の薬剤で一気に歯を白くすることができる
・ホームホワイトニングに比べて1回で施術前より白くなる(※個人差があります。)
・満足感が得られやすい
[デメリット]
・施術中や施術後に歯がしみたり痛みが出る場合がある
・ホームホワイトニングに比べて後戻りしやすい
・チェアタイムが長い
3)デュアルキュアホワイトニング
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの併用によって行う方法です。
[メリット]
・短期間で理想の白さを目指せる
・白さが持続しやすい
・自然な白い歯を目指せる
[デメリット]
・コストがかかる
・通院が面倒
・知覚過敏が起きやすい
・ホームホワイトニングは自分で行わないといけない。
以上が代表的なホワイトニング3つです!

ホワイトニングを成功させるコツは、継続すること


最近ではデュアルホワイトニングを行う傾向にありますが、いずれにしてもホワイトニングは継続が大事です!
よく患者さんから「もう白くなったままですか?」と質問をされますが、
ホワイトニングには後戻りがつきものです!個人差があるので後戻りの期間に差はありますが、通うのをやめてしまうと色はいずれ戻ります。
ホワイトニングは定期的に行うことが効果的なのです!
しかし、せっかく白くなった歯をより長く保たせる為にも、色の濃い食べ物や飲み物を口にしたときに口をゆすいだり、ホワイトニング用の歯磨き粉を使用したり、喫煙を控えたりなど日常生活の中で気をつけることができ、ホワイトニング効果の持続へと繋がります。

ここまで歯の黄ばみの原因からホワイトニングの種類まで詳しくお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
歯が白くなると顔周りを明るく見せてくれるだけでなく、心も明るく前向きな気分になりますよね。
ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったホワイトニングの方法を見つけていただけたら嬉しいです!

[執筆者]

沼﨑 まい(ぬまさき・まい)先生
LEAGRANT CLINIC 中目黒 院長

[プロフィール]
2017年3月 日本大学松戸歯学部 卒業
2019年4月 昭和大学歯科病院 臨床研修
2020年4月 あいおい歯科 勤務
2021年9月 LEAGRANT CLINIC 中目黒の院長として勤務
現在に至る
「美しくなりたい」とご来院頂く患者さまのお悩みを全力でサポートします。お一人お一人とのコミュニケーションを大切に、ていねいな説明と治療を心がけています。ホワイトニングについて専門に施術しておりますので、お気軽にご相談ください。

LEAGRANT CLINIC 中目黒(レアグラントクリニック)ホームページ
https://leagrant.or.jp/

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