【簡単レシピ】ほうれん草ソテーで手軽にエイジング対策しながら免疫力UPも!

鮮やかな緑色の緑黄色野菜、栄養価の高い野菜としても定番のほうれん草ですが、寒さが強まる時期はその栄養価と美味しさが更にアップするってご存知ですか?
今回は、旬のほうれん草の美味しさを存分に味わえる、ほうれん草のソテーをご紹介いたします。

ほうれん草のソテー


材料(4人分)
ほうれん草  1把
にんにく   2~3かけ ※きざみにんにくやおろしにんにくでもOK
バター    大さじ1  ※オリーブオイルでもOK、1:1で混ぜて使うと、バターが焦げにくくなるのでおすすめ
砂糖     小さじ1
塩      小さじ1/2

つくり方
1)ほうれん草は根元に土が入っていることが多いのでよく洗って水を切り、根元を切り落としてざく切りにします。

2)にんにくの皮をむき、荒くみじん切りにします。

3)冷たいままのフライパンにバターとにんにくを入れ、香りが出るまで弱火でじっくり炒めます。

4)ほうれん草を加え、中火にして炒めます。

5)少ししんなりしてきたら、砂糖と塩を加え、さらに炒めます。

6)必要に応じて塩で味を微調整したら、器に盛って、完成です。

ポイント:ほうれん草の栄養価と、ちょっと意外な砂糖の役割

ほうれん草というと、独特のえぐみやアクが気になるという方もいるのではないでしょうか?
えぐみやアクの正体はシュウ酸と呼ばれる成分なのですが、ソテーに砂糖をいれることで、シュウ酸が抜けしっとりした仕上がりになります。
甘みが増すことで、お子さまにも食べやすくなるのでおすすめです。
えぐみが気になる方は、シュウ酸は汁に溶けだしているので、盛り付け時には汁ごとお皿に移さないように、箸やトングなどで取って盛り付けると良いでしょう。
また、ほうれん草に含まれる、βカロテンルテインゼアキサンチンなどのカロテノイドは、目や肌・粘膜の健康維持免疫機能の維持に働き、高い抗酸化力からエイジング対策にも重要な栄養素。
カロテノイドは油に溶ける性質を持っているので、バターやオリーブオイルなど、油分で調理すると体内への吸収効率が良くなります。
冬季のほうれん草はビタミンCの含有量が夏季の3倍になるうえ、甘みが増し味が良くなることが知られています。
旬のほうれん草の魅力を目いっぱい味わえる、シンプルなソテーはいかがですか?
冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめの一品です。

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

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