汗ばむ季節到来!香りを味方につけて、リフレッシュする方法を紹介します!この季節の味方として活用してくださいね!

日差しが強くなってくると、なんとなく気持ちが浮きたつもの。ちょっと気は早いけれど、連休が楽しみになったり、どこへ出かけようかと考えたりしたくなりますよね。
そんな季節の大敵が、うっとうしい汗。汗ばむのは仕方ないし、対策するしかないとわかっていても、ちょっと気持ちに水を差される感じがします。
そこで今回は、香りを味方につけて、リフレッシュする方法をご紹介。ぜひ、この季節の味方として活用してくださいね。

最初に味方につけたいのは、ミントの仲間

汗ばむ時期、何はなくとも味方につけたいのはペパーミントオイル。
嗅ぐだけで体感温度が下がるという実験結果もある、この時期にはぜひ頼りたいオイルです。
ガムの香りに使われたり、外食時にちょっとお食事に添えられることもあるハーブなので、香りになじみのある方も多いでしょう。
なおペパーミントの他、ハッカ油やスペアミントのオイルを使ってもOK。若干、香りのシャープさや甘さが変わります。好みに合わせて変えても良いでしょう。
ハッカ油は刺激が強いので、少量から使うのがコツです。
これら、ミントの仲間に入るオイルを単独で使ってもよし、好みに応じて何かとブレンドするもよし。
汗ばむ季節には、ローズやジャスミンといった濃いフローラル系の香りは避け、ハーブや柑橘系の香りと合わせるのがおすすめです。

涼やかに嗅ぐ、お手軽テクニック

この時期は、少し水や涼やかなものを見るだけでも気分が、和らぐもの。
水にオイルを垂らすと、簡単に嗅覚からも視覚からも、涼やかさを手にすることができます。

150~250mL程度の水が入る、ガラス瓶を用意しましょう。
水を入れたら、オイルを1~2滴落とします。なんとこれだけ。
ミント類だけでもいいのですが、レモンやベルガモットのオイルを足しても、さわやかさが増すのでおすすめ。
ジュニパーやユーカリなどの、ハーブ系にしてもいいでしょう。
比較的ほのかな香りなので、オフィスのデスクに置いたりするのもおすすめです。
酸化が進むと香りが脂っぽく変わってくるので、そのあたりを目安に水とオイルを替えましょう。

※樹脂製の器は、オイルの作用で溶けることがあるのでガラスがおすすめ。
誤飲を避けるため、目印をつけておきましょう。
レモンやベルガモットのオイルは肌に触れて24時間以内に紫外線に触れると、肌が火ぶくれになったり、日焼けがひどくなる可能性があります。

香りのお風呂で爽快感をゲット

我が家にたどり着いたのはいいけれど、体はベタつくし、すっきりすることがしたい!
こんな時に活用したいのがアロマバス、香りのお風呂です。10mL程度の無水アルコールに、2滴までのエッセンシャルオイルを溶かします。
1滴はミント類を使うようにし、もう1滴は以下のようなオイルを使うのがおすすめです。
肌が敏感な方は、アルコールを5mL程度増やして、オイルを少なめに使いましょう。

・レモングラス
草の香りとレモンが合わさったような香り。すっきりした爽快感があります。
名前にレモンとつきますが、レモンが入っているわけではないので、触れた後の日焼けのしやすさや、火ぶくれを気にせずに使えます。

・ジュニパー
お酒のジンの香りづけに使われる、スパイシーですっきりとした香りです。
甘さがほとんどない香りなので、ミント類と組み合わせると、気持ちからしゃっきりするイメージの香りになります。

食卓にも爽快感を

エッセンシャルオイルだけでなく、生の植物を使うのもアロマセラピーの手段のひとつ。
食品スーパーなどで手に入るミント類をよく洗い、ガラスポットに入れます。塩をつけてよく洗った国産のレモンやオレンジを、皮ごと薄くスライスしたものも加えましょう。
そこに、ミネラルウォーター(軟水がおすすめ)を入れれば、ハーブウォーターの出来上がりです。爽快感のある、ほのかな香りに癒されるでしょう。
ホットで飲みたい方は、ミントを入れたポットに熱湯を注ぎ、ミントティーにしてから、レモンやオレンジを浮かべるのがおすすめ。
つくり置きはせず、都度新鮮な香りを味わうようにしましょう。
手間が気になるときは、グレープフルーツやオレンジのジュースに、洗ったミントをあしらうだけでも気分が違うはずです。

おわりに

活発になる時期だからこそ、汗の不快感からはなるべく解放されたいもの。
ケアはしていても、なんとなく不快感が拭えない時には、香りの力に頼ってみましょう。
気分が変わればきっと、明るい季節を存分に楽しめるはず。素敵な時間をお過ごしください。

※エッセンシャルオイルは、持病や妊娠中などの事情により、使えない場合があります。使用時は医師にご相談ください。
また、火気を避けるなどの注意点もあります。必ず専門店で使い方や注意点を確認しましょう。

祥月庵 fuu(しょうげつあん ふうう)
リラクゼーション祥月庵店長
[資格] 養護教諭2種免許状・からだゆるめセラピスト・公益社団法人 日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー
・日本総合カウンセリング付属 日本心理カウンセラー養成学院 心理カウンセラー養成講座修了・TCカラーセラピスト

もともと虚弱体質、また人間関係にも悩むことが多かった私。
健康にかかわる仕事を志し、経験する中で「もっと自分らしく健康を育てる仕事をしたい!」と思っていたとき、ちょうど母親からサロンを立ち上げたいという話があり、転身を決意。
サロンではカラーセラピーや、美しい立ち姿を作るセミナー、心を育てるセミナーをメインに活動しています。
[リラクゼーション祥月庵]
長野県飯田市中村の「したい時にしたいことができる体と心」を作るサロン。
公式サイト
公式ブログ

関連記事一覧