【前編】ツラいPMSをなんとかしたい・・。おすすめのセルフケアについて教えていただきました。

女性に多い悩みのひとつ、PMS。
毎月憂鬱になるという方も多いのではないでしょうか。
今回は、おすすめのセルフケアについてローズリンク株式会社 代表の今井通子さまにお話を伺いました。

つらいPMS・・・セルフケアをしてみませんか?


最近、お客さまの相談の中でも最も多いのがPMS、生理痛です。
「これは体質だから仕方ない」「女性に生まれた宿命」などなど、この痛みが解放されることはないと思ってしまっている方がほとんどのように感じます。
解決策は、痛みなどに対する対処療法で、「薬で痛みを止める」「薬で生理をこなくしてしまう」などを実践されている方が多いようです。
最近では「パートナーとアプリを共有して機嫌が悪い日、辛い日を理解してもらう」という解決策も推奨されていたりします。
これでは、その一瞬は楽に感じるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
薬で抑えるだけで、生活や体質を変えることをしないでいると、不調という負の財産を体に蓄積していくのと同じことになります。
私たちの体は生活習慣に、大きく影響されます。
そのため、不調を改善させる1番の方法は、生活習慣を整えることです。

生活習慣を整えて、PMSに悩まない体を目指そう

(1)睡眠
時間だけでなく質が非常に大切です。
(2)適度な運動
日々極力歩くようにしましょう。
エスカレーターやエレベーターに頼らずに階段を使うなど、ちょっとした習慣で運動量は変わります。
(3)食べ物
品質や栄養バランスを考えて、糖質を控え、良質なたんぱく質と良質な油をとることを意識するだけでも目に見えて変わってきます。
日々食べ過ぎないように心がけることも大切です。
(4)ストレスケア
自分にとってのガス抜き(心底リラックスできる)方法を見つけましょう。
海や川、緑などの自然に触れることがおすすめです。
また、ストレスは過剰な活性酸素を発生させる原因になるので、抗酸化成分を豊富に含む食品や抗酸化作用が期待できる成分(ビタミンA・C・Eやポリフェノールなど)が配合されたアイテムでスキンケアをするのもおすすめです。
(5)精神衛生
マイナスの思考は精神衛生上よくありません。
極力ポジティブに考える習慣に、思考をチェンジする心がけも必要です。
(6)体を温める
体を温めることで悪いことはありません。
基礎体温があがることで免疫力もあがります。
正常な排卵が行われている女性には、体温が低い時期(月経期と卵胞期)と体温が高い時期(排卵期と黄体期)に大まかに分けられます。
この体温変化は女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の影響によるものですが、体が冷えてしまうことで、ホルモンバランスや自律神経が乱れると体温調整がうまくいかなくなることがあります。

身についた生活習慣を改善するのは大変ですが、生活を整えることで体の調子も変わってきます。
できる所から取り入れてみてくださいね。

【後編】につづきます。

[執筆者]

ローズ療法家 今井通子
ローズリンク株式会社 代表取締役 

数ある植物のなかでも、心と体への幅広いアプローチ力をもつローズに着目。
ローズ一筋に20年以上に渡り学びと研究をおこなっており、オーガニックローズがもたらす効果を脳科学、解剖生理学に基づいて分析し実践を通してメディカルローズ®の普及につとめている。
現在ローズオイルの効果効能のエビデンス取得を本格的に進めるため長崎大学大学院医歯薬学総合研究科に研究協力員として在籍している。
こだわり抜いて自ら創り上げたアイテムを使用したメディカルローズ®メソッドを開発。
エステサロン、クリニック、など全国170店舗(2023年10月現在)のサロンにローズメソッドを導入し、高い実績を上げている。

メディカルローズカレッジ
https://medicalrose.com/

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