肩こりは肩をほぐすだけじゃダメ!早めのセルフケアで予防を!肩こりを軽減できるセルフケア教えます!
パソコンをたたいているとやってくる、ず~んとした肩の痛み。
忙しく車を走らせている最中に襲う、肩の重さや動きづらさ。
「時間ができたら、整体やマッサージに行けるのに!」と思いつつ、正直つら~いですよね。
ひどくなってくると自分の首や頭さえ重く感じ、首をひっこめた亀のようになって見た目が老けてしまうことも。
また、もっとひどくなると頭痛や吐き気を感じることもありますよね。
そんな、厄介者の肩こりを少しでも予防して軽くしたい!というのが世の女性の本音ではないでしょうか?
自分の手だけあれば、いつでもどこでもやりやすいセルフケアの方法を2つご紹介します。
試された方から「気持ちいい!」「あったかくなった!」というお声をよくいただくケア、ぜひお試しください。
セルフケアその1. 鎖骨の下をほぐす!
「え、肩をさわるんじゃないの!?」と驚かれたのでは?
そうなんです。実は肩こり、一般的に肩といわれる部分だけケアしていても軽くならないことが多いんです。
鎖骨の下あたりは、肩と一緒になって腕を動かす筋肉の集まっている場所。
試しに片手でスマホを持って、もう片方の手で鎖骨の下に触ってみてください。
この状態でスマホを持った手を顔の前で上下すると、筋肉が動いているのを実感していただけると思います。
現代人は手で何かを持って作業する回数がとても多いですよね。
だから、肩と鎖骨の下あたりは酷使していると思って間違いなし!だったりします。
肩が先に凝ればこちらに負担が来てがちがちになるし、逆もまたしかり。
なので、肩だけでなく、ここも一緒にほぐしたほうが肩こりの予防や軽減につながるのですね。
では、簡単なセルフケアの方法をお伝えしましょう。
1.親指の先~腹あたりが鎖骨に当たる状態で、手の平を胸にあてがう
2.このまま、手の平でくるくると円を描くように回して刺激する
※手の平を回すときは、1周2秒程度かけてゆっくりと。
※痛くない程度に手の平に力を入れて、3~5回程度回しましょう。
※鎖骨下に手をくるくると回す時は、手の動きと一緒に、痛くはないけれどぐり、ぐりっと筋肉が動いている感じで動かしましょう。
※骨の周りでがっちがちになっている筋肉が動き始める、くらいの力は必要です。
慢性的に肩が凝っている方だと少し痛みを感じるかもしれません。
また、鎖骨の下のあたりが硬くて手が動かしづらいと感じられることもあるでしょう。
「痛気持ちいい」または「気持ちいい」くらいでやっていただくのがポイント。
最初は朝・昼休み・夜くらいから始めて、可能であれば午前午後にそれぞれ2回くらいずつ足してみてください。
トイレに立った時に、お茶を淹れに行く時に、などやりやすいタイミングを決めておくのもいいですね。
「30分作業したら、ちょっとだけやってみる!」というのもいいですよ。
肩にハリ感や疲れが出てくる前にできると、症状が出た後にするよりも筋肉が柔軟な状態をキープしやすいと思います。
セルフケアその2. 首~肩をほぐす!
いよいよ「痛い、重い、だるい」の総本山をケアしていきましょう。
ここでも肩だけ触るのではなく、肩とつながっている首からケアするのがポイント。
実は店頭でもおこなっている動きを少しアレンジして生まれたケアなんです。
でも、とても大きく手や体を動かすわけではないので、比較的どこでもやりやすいと思います。
1.手の平をフェイスラインぎりぎりのところにあてがう。
首を手の平で包み込むようにあてがうのがポイントです。
2.痛くない程度に力を入れ、肩先までゆっくり撫でおろす。
※3~5回程度やってみましょう。
すでに凝りが始まっている場合は硬いところがあるかもしれませんし、少し痛みがあるかもしれません。
でも、そこだけやるのではなく首~肩全体をほぐすようにやってみてください。
これも1日3~6回、1つ目のセルフケアと合わせてやっていただくのがおすすめです。
注意点
セルフケアをしている最中に、あまりに激しい痛みを感じる場合は骨折など別のトラブルがあるかもしれません。
一度受診されることをおすすめします。
また、妊娠中であったり持病のある方は医師に相談されてから試されることをおすすめします。
力を入れてやりすぎたり、回数を10回以上など極端に多くされると、肌が赤くなったり傷んだりすることがあります。
力の入れすぎ、回数の増やしすぎには十分ご注意ください。
「揉み返し」といって、かえって肩や首がこわばったり張ったりすることの原因にもなりうるので要注意です。
終わりに
忙しくて、義務を果たすので精いっぱいという時期は誰にでもあるもの。
でもそれで体に強い痛みや疲れを感じていたらつらいし、どんなにおしゃれをしても気持ちが乗らないですよね。
もちろん、凝りが重くなった時には整体やマッサージで根こそぎほぐすほうが軽くなるもの。
でも、そのほぐしてもらう時間をちょっと短縮したり、行くタイミングを遅らせるためにもセルフケアは大切です。
また、セルフケアができれば自分の体と心に喜びをプレゼントすることにもつながるはず。
どうぞ、簡単なセルフケアをマスターして、楽しくご機嫌に過ごせる時間を増やしてくださいね。
祥月庵 fuu(しょうげつあん ふうう)
リラクゼーション祥月庵店長
[資格] 養護教諭2種免許状・からだゆるめセラピスト・公益社団法人 日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー
・日本総合カウンセリング付属 日本心理カウンセラー養成学院 心理カウンセラー養成講座修了・TCカラーセラピスト
もともと虚弱体質、また人間関係にも悩むことが多かった私。
健康にかかわる仕事を志し、経験する中で「もっと自分らしく健康を育てる仕事をしたい!」と思っていたとき、ちょうど母親からサロンを立ち上げたいという話があり、転身を決意。
サロンではカラーセラピーや、美しい立ち姿を作るセミナー、心を育てるセミナーをメインに活動しています。
[リラクゼーション祥月庵]
長野県飯田市中村の「したい時にしたいことができる体と心」を作るサロン。
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