家事分担は夫婦円満の鍵?男女で違う家事分担の理想と現実がアンケート結果で明らかに!

コロナ禍の影響で、今年は夫婦や家族で過ごす時間が増えたという方も多いのではないでしょうか。
家にいる時間が長くなると、比例して増えるのが『家事』。
夫婦喧嘩の原因にもなりがちな家事ですが、皆さまはどんな風に分担されていますか?
今回は、「くらしのマーケット」会員である男女497名におこなった、夫婦の家事分担に関するアンケート調査から、家事分担の理想と現実を探ってみたいと思います。

あなたのおうちは大丈夫? 家事分担と夫婦仲には関係が?!

まずは、理想の家事分担について、未婚もしくは別居している方に聞いてみました。

 

①夫婦の家事分担はどんな割合が理想ですか?(結婚していないまたは別居している人:n=90)

男性は、70%近くの方が「半分以上の家事を担うべき」と思っているようです。
しかし、女性の80%以上の方が、夫の家事分担は3~4割以下でいいと考えているよう。
では、実際の家事分担はどうなっているのでしょうか?

②現在の家事分担の割合を教えてください。(結婚・同居している人:n=407)

結婚もしくは同居している方に伺ってみると、男性の方は、約60%の方が女性の望む「3~4割以上の家事を(自分が)担っている」と答えているのに対し、女性の方は40%以下の方しか「3~4割以上の家事を(男性が)担っている」と答えていません。
なんと男性と女性の回答に20%近くの差があることが分かりました。

最近、炊事・洗濯・掃除といったすぐイメージが浮かぶもの以外の、消耗品の購入や管理、学校や町内会との連絡など、「名もなき家事」と呼ばれるなかなか男性にはイメージしづらい家事がSNSなどで話題となっています。
男性が考える家事と、女性の考える家事の量や種類に差があることから、この20%の差が生まれているのかもしれません。
そして、パートナーの家事について、どのくらい評価しているか。
パートナーの家事への貢献度と夫婦仲……どうやらこの2つには関連があるようです。

③パートナーの家事の貢献度についてどう思いますか?×夫婦仲はどうですか?(結婚・同居している人:n=407)

なんと、パートナーの家事貢献度について「よくやっていると思う」と答えた方の60.5%の方が夫婦仲について「とても良い」と答えているのです。
「どちらかというと良い(31.8%)」を合わせると、夫婦仲が良いと答えた方は90%以上になります。
反対に、パートナーの家事貢献度について「全然やっていない」と答えた方の約30%が夫婦仲について「とても悪い(8.2%)」「どちらかというと悪い(28.6%)」と答えており、「とても良い」と答えた方は20.4%、「どちらかというと良い(22.4%)」を合わせても、夫婦仲が良いと答えた方は約43%と、パートナーの貢献度の高い方の半数以下になってしまうのです。
夫婦仲を向上させたい方は、パートナーに家事への貢献度を認めてもらうと良いかもしれません。
今度は、自身の家事への貢献度についてみてみましょう。

④-1男性自身の評価と女性からの夫に対する評価(結婚・同居している人)

男性の、自分に対する評価では「よくやっていると思う(21.6%)」「どちらかと言えばよくやっていると思う(37.8%)」が合わせて約60%に上る一方、女性からの評価では「よくやっていると思う(12.7%)」「どちらかと言えばよくやっていると思う(27.4%)」を合わせて約40%となり、こちらも先ほどと同じように20%ほどの差が生まれています。
18.5%もの方が「全然やっていないと思う」と評価されているのに対し、男性側では「全然やっていないと思う」と自覚のある方が3.4%しかいないというのも気になるところ。
女性側と男性側の評価に、大きなギャップがあるようです。
では、反対に、女性に対する評価はどうでしょうか。

④-2女性自身の評価と男性からの妻に対する評価(結婚・同居している人)

こちらは、先ほどと反対に、相手側からの評価が自己評価を上回る結果となりました。
とくに「よくやっていると思う(64.9%)」「どちらかと言えばよくやっていると思う(23.6%)」との男性からやっていると思うという評価が88.5%かなり高く、女性自身の評価を大きく上回る結果となりました。
女性は相手に対しても、自分自身にも家事に対する評価が厳しく、男性は相手に対しても、自分自身にも評価が甘いという結果となるようです。
夫婦仲を良くするためにも、男性はもう少し家事分担を増やし、女性はもう少し男性の家事も自分の家事も認めてあげると、良いかもしれませんね。

あなたがやっている家事とやってほしい家事…ここにもこんなギャップが!

では、実際にはそれぞれどのような家事を分担しているのでしょうか?

⑤普段、自身が主にやっている家事は何ですか?(結婚・同居している人)

なんと、ゴミ出し以外のすべての項目において、女性の方が男性よりも高いという結果となりました。
特に、料理・キッチン掃除・買い出しといった炊事関連と、洗濯が高く、80%を超える結果となりました。
面白いのが、買い出し(58.8%)・お風呂掃除(56.8%)の項目は、男性でも自身が主にやっている家事の割合が高いこと。
もしかすると、男性は週末の買い出しに付き合うことや、早く帰宅出来た日に任されたお風呂掃除などを担うことで「自身が主にやっている」と感じているのかもしれません。
女性の方では、週末の買い出しに一緒に出掛けたりお願いしたとしても、内容を考えたり、それ以外の日々の買い足しをしていたり、男性がしない・できない日のお風呂掃除を担うのが自分であることから、自身が主にやっていると感じるのではないでしょうか。
ここの意識の差には、互いの家事への評価につながっているかもしれませんね。
続いて、パートナーにやってほしいと思う家事についてみてみたいと思います。

⑥パートナー(相手)にやってほしいと思う家事は何ですか?(結婚・同居している人:複数選択可)

男性は、料理を挙げた方が最も多かったのですが、2番目に「特に無い」が挙がっています。
もう少し料理をがんばってほしいと思いつつも、基本的に、男性は女性の家事に満足してくれているようですね。
料理に関しては、女性の方も33.2%と高めの答えが返ってきています。
男性陣も、たまには腕を振るってみてはいかがでしょうか?
女性から、男性へのリクエストが多い家事はお風呂掃除とゴミ出しで、唯一過半数を超える結果となりました。
ゴミ出しといえば、家中のごみ箱からごみを集めながらごみ箱に新しいごみ袋をセット、集めたごみを分別し、捨てに行くところまでやるのか、既にごみ袋にまとめられた(パートナーが集め・分別し終わった)状態のごみを、集積所まで捨てに行くだけなのか。
先ほどもちょっと出てきた「名もなき家事」にも該当する部分ですが、ゴミ出しをされている方は、パートナーが求めているゴミ出しが、前者を指すのか後者を指すのかを一度考えてみると良いかもしれません。
最後に、パートナーの家事の出来栄えに納得がいかないときがあるかを聞いてみました。
(これまでの流れから、「ある」と答える方が、男性・女性のどちらに多いか、なんとなく想像ついてしまうような……)

⑦パートナー(相手)の家事についてやり方や出来映えに納得がいかない時はありますか?(結婚・同居している人)

結果は、女性の80%近くが「よくある(26.6%)」「時々ある(50.6%)」と答え、パートナーの家事に対する不満を抱えていることがうかがえます。
しかし、男性側からも「よくある(13.5%)」「時々ある(39.9%)」と、半数以上の男性も女性の家事に納得いかないことが少なくないようです。

今回は、家事分担についてのアンケートについてご紹介しました。
夫婦間の家事分担には、少なくないギャップがあるようですね。
現代は共働きの家庭も多く、家事の分担には頭を悩ませている家庭も多いと思います。
しかし、ネットスーパーや家電の進化、家事の代行サービスなど、便利なものも増えています。
パートナーが何を求めているか、よく話し合うことが大切なのではないでしょうか。
また、パートナーが家事を分担してくれたときは、たとえミスがあったり、出来に不満があったりしても、あまり責めず、家事をやってくれたことに感謝の気持ちを持ちましょう。
家族はひとつのチーム。
チームみんなで協力して、大切な我が家で過ごす時間を、快適で素敵な時間にしていきたいですね。

■アンケート結果データについて
調査タイトル :「夫婦の家事分担」に関するアンケート調査
調査対象 :「くらしのマーケット」会員の男女497名
調査期間 :2020年9月17日~9月24日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :みんなのマーケット株式会社

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