さつまいもは太る?実はビタミン、食物繊維が豊富なダイエットの味方です

ダイエット中には毒?いえ、強い味方になるんです!さつまいもの凄いパワー。

食欲の秋真っただ中、気温が下がると恋しくなる、石焼きいもの声。
というわけで、今回はスイートポテトの名の通り、甘くておいしい、さつまいもについてお話ししたいと思います!

乙女の大好きなさつまいもは、乙女の強力な味方!

江戸時代の作家、井原西鶴も「とかく女の好むもの。芝居、浄瑠璃、芋、蛸、南瓜」と書き残したとおり、昔から女性はおいもが大好き!
国民的アニメのサザエさんも、ドラえもんのヒロインしずかちゃんも、焼きいもが大好きですよね。
その芳醇な甘さが女性に好まれるのだと思いますが、栄養的にもさつまいもは女性にとってうれしい成分がいっぱい含まれています。
ビタミンB1、B6、C、E、そしてカリウム、マグネシウム、銅、モリブデンなどのミネラルが豊富に含まれますが、特筆すべきはビタミンCです。
意外かもしれませんが、さつまいもに含まれるビタミンCは、リンゴの5倍以上にもなり、さらにジャガイモや栗同様、でんぷん質に守られるため加熱に強いという特性があります。
ビタミンCは、コラーゲンの合成に必須で抗酸化作用もある、お肌のために重要なビタミンです。また、鉄の吸収を助ける働きもあるので、女性の悩みにピッタリ!
さに見逃せない点は、便通を良くするのにとても効果があるということ。
食物繊維は、水溶性・不水溶性ともに豊富で、もともと食物繊維の多いイモ類の中でもトップクラス。
さらに、さつまいもを切った時に出る白い液体の正体であるヤラピンという糖脂質には、腸の運動を促進し、便を軟らかくする効果があるといわれています。
このヤラピンという成分は、なんとさつまいもにしか含まれていない貴重な成分。
食物繊維とヤラピン、この相乗効果で、さつまいもは多くの女性の悩みである便秘にとてもよく効くのです。
しかし、甘みも強いため、太りそう…とダイエットが気になる方には心配かもしれませんが、実はさつまいものカロリーはご飯より少し少な目。
脂質もほとんど含まれていないため、とってもヘルシーなのです。
おやつとしては、量にさえ気をつければ、理想的な食材です。
ダイエット中の方は焼くorふかすのみにして、バターなどはつけずにお召し上がりくださいね。

皮・葉・茎…できればこちらも忘れずに!

これまでお話ししてきたたくさんの野菜や果物同様、さつまいもの薄い皮には栄養がたっぷり!
前述のビタミンCやカルシウム、食物繊維も皮の部分に特に多く含まれています。
あの鮮やかな紫色はアントシアニンによるもので、他にもクロロゲン酸などのポリフェノール類も含まれており、美容や健康にバッチリ。
料理の際にも剥かずにキレイに洗って、なるべく皮つきのままいただきましょう。
また、あまり最近は目にする機会がないかもしれませんが、さつまいもの茎(葉柄)は昔から食用とされてきました。
戦時中など、食べるものがないときにしかたなく食べていたというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、さつまいもの葉柄はその栄養価の高さから少しずつ注目を集めている食材なのです!
ポリフェノール含量の多い野菜というと、ゴボウや春菊などとなるのですが、なんと、さつまいもの葉柄には、これらに遜色ないポリフェノール量が含まれているのです。
他にも、加齢黄斑変性といった眼病に効果があるとされるルテインも、含有量が高いといわれるほうれん草を軽く上回り、青汁の素材として有名なケール並みに含まれています!
さつまいもの葉柄は、なかなか市場には出回りませんが、少し渋みのある滋味に富んだ味わいと、栄養の豊富さから、少しずつ人気が出てきているとか。
長寿で有名な沖縄では、沖縄名産である紅いもの茎葉が昔から食べられているそうです。
もしどこかで見かけたら、一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

甘くておいしいさつまいもは、カラダにうれしい栄養がたっぷり!
実は、さつまいもをさらに美味しくいただくためには少しコツがあります。
さつまいもに含まれるβ-アミラーゼという酵素が、さつまいものでんぷん質を麦芽糖に変えるのですが、この酵素が最もよく働くのが約70℃。
このくらいの温度でじっくり加熱することで、さつまいものもつ甘味がより引き出されるのです。
秋は、甘くて美味しいさつまいもをたっぷり味わい、ついでにおなかやお肌の調子も整えてしまいましょう!
[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

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