実だけじゃない!ひげも芯も美味しい&栄養満点!とうもろこしの更なる秘密

コーンシルクについて

とうもろこしの捨ててたアノ部分…実はキレイの成分がたっぷり詰まってるんです♪

とうもろこしが店頭に並ぶと、夏の訪れを感じますよね。
そのまま食べたり、粉にしてパンやお菓子づくりに使ったり、ポップコーンにしたり…と、楽しみ方いろいろのとうもろこしですが、今回は捨ててしまいがちなある部分に着目したいと思います!

実よりすごい!? とうもろこしのひげとは?

真っ黄色な実をいただくときに、ついつい取り除いてしまいがちなとうもろこしのひげ。

ひげの部分は、「絹糸」と呼ばれるとうもろこしのめしべにあたる部分。
絹糸におしべから花粉が飛んできて受粉すると、花粉管が絹糸の中で伸びて、粒のところで受精し、中の実がみっちり詰まってきます。つまり、伸びたひげの数=粒の数なので、緑の皮で覆われたとうもろこしを買うときは、ひげがふさふさしたものを選びましょう。

そのひげですが、実は、漢方では玉米鬚(ぎょくべいしゅ)や南蛮毛、欧米ではコーンシルクとして重宝されているものなのです。
コーンシルクに含まれる栄養は、カリウム、アラントイン、フラボノイド、フラボン、ビタミン類、フィトステロールなど、美容と健康にうれしい成分がたくさん!

中でも豊富に含まれるカリウムは、むくみに悩む方におすすめ

夏場は冷たいものを飲んだり、冷房で体を冷やしたりして、むくみやすい季節です。
コーンシルクは、むくみやすい女性にぜひ摂取していただきたい食材だといえます。
また、コーンシルクには抗糖化作用のあることが最近の研究で明らかになっています。
コーンシルクに含まれるフラボン類には、AGEs(最終糖化生成物)の一種であるカルボキシメチルリジン(CML)の生成抑制作用が確認されています(in vitro)。

抗糖化は抗酸化と並ぶ重要なキーワード。
健康のためにも、美肌のためにもしっかり押さえておきましょう!

コーンシルクの摂取の仕方としては、刻んでスープなどの料理に加えるというのが最も手軽ではないでしょうか。
乾燥させ、軽く煎り、お湯で蒸らすとコーンシルク茶として楽しむこともできます。
さらに、コーンシルクに含まれるアラントインには消炎作用、フィトステロールは保湿作用、フラボノイドには抗酸化作用があるので、乾燥させたものをお茶のパックや細かいネットなどに入れて、入浴剤として利用してもいいかもしれませんね。
美肌にも、むくみにも大いに役立ってくれるコーンシルク。
とうもろこしを購入した時は、捨てずに最大限利用したいですね。

芯も捨てない方がいいの!?美味しい利用方法とは?

さて、とうもろこしを食べた後で気になるのが、芯ではないでしょうか?

ひげはまだ食べられそうだけど、芯は捨てるしかないよね…と思われた方、ちょっとストップです!
実は、芯も乾燥させてお茶にすると、利尿作用があり、腎臓に良いといわれています。
ひげと一緒にお茶にしてもいいかもしれませんね。
わざわざお茶にするのは面倒…という方は、粒を外した後の芯を、料理に使いましょう。
意外なことに、芯にはうま味成分が含まれており、出汁をとることができます。
煮出してスープにしたり、ピラフや炊き込みご飯の際に一緒に炊き込んだりして、無駄なく使い切りましょう!

とうもろこしの芯を他の野菜の捨てる部分(キャベツの芯・かぼちゃの種・タマネギやニンジンの皮など)と一緒に煮込んで、うま味とフィトケミカルがたっぷり含まれた、べジブロスと呼ばれる野菜出汁をつくるのもおすすめです。

また、日本ではとうもろこしといえば黄色を思い浮かべますが、南米ペルーなどで食べられているとうもろこしの中には、鮮やかな紫色のパープルコーンというものがあります。
パープルコーンには、粒だけでなく、芯にもアントシアニンというポリフェノールの一種がたっぷり!
このとうもろこしをスパイスなどと一緒にまるごと煮込んでつくられる、ペルーの人に愛されるチチャモラーダという飲み物があります。

チチャモラーダはとうもろこしの芯に含まれるうま味と栄養を余すことなく利用しており、さすがとうもろこしの原産地といわれる南米といった感じですね!
チチャモラーダには、ポリフェノールを含んだ食品の代名詞である赤ワインよりも多くのポリフェノールが含まれているそうです。
色も味もブドウジュースのようなので、見かけたら試してみてくださいね。
甘くておいしい粒以外にも、魅力たっぷりのとうもろこし。

実の中にも、食物繊維、カロテノイド、ビタミンB1、2、6そして美肌に欠かせないセラミドと、うれしい成分がたくさんなのですが、ひげや芯にもキレイの秘密がたくさん隠されていたとは、驚きですよね。

キレイに&元気になっちゃいましょう!

(キレイ研究室研究員:船木)

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